ガチャガチャ数十回
家には、幾つか鍵があります。 家族の人数が多かったので、部屋や倉庫の数もあり、鍵も幾つかありました。 その中の2箇所、一つは建てた当時からの古い鍵で、もう一つは、最近作った新しいドアの鍵が、とても大変な鍵です。 皆さんも、もしかしたら、そういう鍵に悩んでいらっしゃる方も多いのでは!?と、思うのですが、鍵がなかなか開かないのです。 開ける事が、難しいという鍵で、この2箇所の場所の鍵を使う時は、「どうか、どうか開きますように。」と、お願いしつつ、1回目から、気合いが入ります。 1回目と、書くことからして、当然、一回で、開いたためしは、ありません。 古い鍵の方は、変形してしまっていて、鍵を開けるのが上手い母親曰く、「コツを掴むこと!」が、重要だそうです。 鍵の癖を知る、こちらが鍵に合わせる、という感じでしょうか。 古い鍵は、いたしかたないとしても、新しくしたばかりのドアの鍵の方がすでに、「コツ」が掴めないと開かないという厄介さで、がっかりしてしまいます。 古い鍵の方は、思い切って、鍵穴から新しくしたいのですが、とても金額が高く、簡単には、決心がつきません。 いつも、この高い金額ゆえに、十数回トライする形になります。 以前働いていたお店の、シャッターの鍵も、開けにくい鍵で、早番の店開けの時は、いつも泣きそうな思いで、鍵と格闘していたのを、思い出しました。 油を刺すというのとも、違う、鍵がいつまで経っても開けられない問題は、社会の経済状況と、とりわけ、うちの経済事情とが絡んで、解決できていない、問題です。