トイレの鍵が開かない。
社会人になりたての頃のことです。 一人暮らしをしていました。 トイレに入ろうとすると、鍵が内側からかかってしまっていて開きませんでした。 トイレが使えないとなると、生活はどうなってしまうのだろうと、とてつもない不安に襲われ、すぐにインターネットで鍵の修理を検索し、電話しました。 幸いすぐ来ていただけるということで、お願いしました。 いらっしゃった業者の方は、とても丁寧に対応して下さったのを覚えています。 すぐに開けて下さり、本当にありがたかったです。 どうやら、私が内側の鍵をかけたまま、ドアをしめてしまったらしく、それでロックがかかってしまったようでした。 修理代として、13000円くらい払いました。 直してもらった直後は、本当に直って良かった!と、とても嬉しかったのですが、その日の夜、友人が家に遊びに来た際に、今日あったトイレの鍵トラブルの話をしたら、「それ、10円玉で開くよ。言ってくれたらよかったのに。」と言われました。 よく見てみると、トイレのドアの外側の鍵の部分には、一本の凹みがあり、そこに10円玉を押し当てて横に回すと開くらしく、実際に友人とやってみると、すんなり開きました。 こんなことに13000円も払ってしまった、と落ち込みましたが、仕方がありません。 とても良い業者の方だと思っていましたが、もしかしたら、楽な案件でラッキーだったのかもしれません。 良い社会勉強になったと、自分に言い聞かせ頭を切り替えました。