玄関引き戸の鍵交換
自宅の玄関は引き戸で築年数がかなり経過しているので鍵のかかりが悪くなっていたのは気になってましたが誤魔化して使い続けてたある日、帰宅して解錠する際にちょっと鍵の回りが硬いなと思いつつ強引に回してしまった結果、鍵は開いたものの鍵自体が壊れてしまいました(内部の部品が破損)
鍵交換の業者をサイトで検索してみるとどこの業者もそれなりの価格を提示してありました。ちょっと高いなと感じ、DIYでの交換を紹介しているサイトを探して見てみると何とか自分でも出来そうと思い、ホームセンターへ行って交換用の鍵を購入して説明図を見ながら苦戦しつつも交換は出来ました。この時点で施錠・解錠の際にちょっとスムーズでは無いなと思いつつ、戸の隙間を測っても問題無い範囲だったので、築年数の事もあるのでこんなものかと考え暫くそのままで使用していました。
それから数ヶ月経ったある日、帰宅して解錠すると鍵が空転してしまい、どうにもならない状態に。これは手に負えないと思い、業者を検索して一番上位に表示された会社に電話し対応をお願いしました。1時間近く待って業者が到着し状態を見て貰いましたが、鍵の掛る部分のパーツが変形してしまっており、尚且つピッキング対策が施されている鍵だったので壊すしかないと言われ、家の中に入れない事にはどうにもならないので鍵の破壊をお願いしました。提示された金額はかなり高額でしたが、了承するしかありません。こんなことになるんだったら初めから交換を業者に頼んでおけばよかったと泣きたい気持ちになりましたが、鍵が壊れたままでは防犯上問題ありですし、かと言って業者に新しい鍵を交換してもらう金銭的余裕も無く、再度ホームセンター行って交換用の鍵を購入しました(念の為、前のとは違うメーカーの鍵)。
メーカーが違うとは言え一度経験しているので、交換自体は難なく終えましたが、やはり施錠・解錠がしっくりきません。その日はその状態で諦め、翌日に見直しをしました。
説明書と睨めっこで注意しないといけない部分を測ったりしているうちに勘違いしてた部分を発見。戸の隙間(チリ)を注意しないといけなかったのですが、実際測ってた面と鍵の接合部分に段差があり、注意しないといけない隙間は許容値より大きくなっていた事に気がつきました。そこで同封されてたスペーサーを使用して取り付けたところ、スムーズに施錠・解錠が出来るようになりました。それから1年程経過した今でも問題なく使用出来てます。
前回の交換の時によく見直しておけばよかったと後悔の嵐です(高い授業料になりました)。鍵を壊してもらった業者の担当者も言ってましたが、引き戸形式の鍵交換はプロでもあまり引き受けたくないらしく、やはり隙間調整に十分気を使わないといけないんだなと実感できた一件でした。我が家のように築年数がかなり経っている場合、戸と枠の間にも歪みが生じており、引き戸の戸車の高さ調整も行いましたので、全体的にかなり厄介であったのは事実です。
ご自分で交換してみようと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです。